| 過半数確保も 党内派閥争い止まず
韓国の有権者は昨年の大統領選に続き、9日の総選挙でも親北派に「ノー」を突きつけた。前政権の路線を引き継いだ統合民主党は、目標としていた100議席を大幅に下回る81議席を得るにとどまった。孫鶴圭代表、鄭東泳元統一部長官ら大物も落選した。
ハンナラ党は、過半数を上回る153議席を得た。安定多数には届かなかったが、議席を大幅に増やした。李明博大統領は就任後、第一関門を無事に突破したことになる。
それにしても李大統領の心は穏やかでない。側近の李在五氏らが落選した上、就任後からハンナラ党内で浮上している派閥争いは解消されないままだ。
今回、李大統領派当選者は109人。同党内外には、60人あまりの朴槿恵派が分散している。朴槿恵元党代表派の協力は欠かせない。だが、大統領派も、朴槿恵派も選挙結果を「自分たちの勝利」と主張している。
保守陣営の団結は保たれるのか。李政権が再び難関に直面する事態を予想させている。=特集に関連記事
(崔世一)
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