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韓流スターの「顔」をつけたマグカップ、キーホルダー、ペンダント
日本で売られている韓国人俳優の関連グッズに、多くの問題があることが明らかになった。肖像権を無視した商品や、安全性が不安視されるグッズが堂々と売られている。これらの商品を取り締まる有効な手立ては今のところない。日本国内で韓国芸能人のマネージメントを行う会社は、どこも頭を抱えている。 (溝口恭平)
俳優の顔写真がはめ込まれたキーホルダー、歌手の顔が印刷されたうちわ、「プライベートショット」とされる写真…。1980年代後半に原宿の竹下通りや、京都の嵐山などではそうしたグッズを売る「タレントショップ」が所狭しと、立ち並んでいた。
日本各地のコリアンタウンに、いわばタレントショップの韓国版ともいうべき店が増えている。「韓流グッズショップ」と呼ばれるこれらの店は、東京・新大久保のコリアンタウンだけで大小30軒以上ある。
1カ月前まで理髪店や飲食店だった店の経営者が急に韓流グッズショップをオープンすることも珍しくなく、正確な店の数は把握できていないが、店で売られている商品には、写真の使用許可をとっていないものが多い。人気俳優ペ・ヨンジュンさんの日本側窓口になっているIMXは「公式グッズといわれるもの以外はすべて非正規品。堂々と売られていても規模が大きすぎて管理しきれない」と嘆く。
非正規商品のほとんどは「アクセサリー」として韓国から入ってきたものだ。これが問題なのだという。
例えば購入者の口に触れる可能性がある陶器製のマグカップも、「アクセサリー」として税関に申告される。「マグカップ」として申告した場合、食品衛生法に基づき鉛とカドミウムの含有量が検査される。ところが、これが「アクセサリー」として申告されるためその種の検査は免れている。
マグカップ自体は韓国で普通に売られているものなので、安全性に問題がある可能性はきわめて低い。東京税関の担当者は「完全に安全とは言い切れない」というが、今のところ、ノーチェックに等しい。
キティちゃんなどのキャラクターがプリントされたマグカップを販売しているサンリオは「海外から輸入するものはすべて『マグカップ』として申告している」という。
ある韓流グッズショップ経営者は「アクセサリーとして申告すれば手続きが簡単だから」と説明する。肖像権を犯していることも、受けるべき検査を受けていないことも気にならない様子だ。
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