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李明博大統領は11日「南は北に対して、北は南に対して主権を侵害してはならない。互いに尊重しながら心の扉を開いて話し合わなければならない」と語った。大統領の発言は、10年ぶりの保守政権誕生に沸く保守派に冷や水を浴びせる恰好となった。
前政権が親北と見られる象徴的なものに、「人共旗」(北朝鮮の国旗)が上げられるのを警察が黙って見過ごしたということがあった。逆に、保守派団体が集会で“人共旗”を破いたり焼いたりしようとすれば、警官らに阻止された。
3月11日、ソウルサッカー会館前に集まった保守系団体員らはいっせいに新政権に対する不満を口にした。
「政権が替わって一体何が変わったのか」
彼らは10日、「人共旗と北朝鮮国歌をソウルで行われる南北サッカー競技で演奏しよう」という鄭夢準・韓国サッカー協会会長を批判する記者会見を開き、人共旗を裂くパフォーマンスを見せようとした。警官らが人共旗を守るようにして奪った。保守派の派手な演出は失敗した。
北朝鮮の国旗を損壊するのは、別に違法ではない。火をつければ軽犯罪に該当するかもしれないが、破ることでは何も法に抵触しない。
10日のパフォーマンスを阻止した警察は「上部の指示があった」と説明した。
警官とのもみ合いで何人か負傷者は出たが、前政権と変わらず、北朝鮮国旗を守ろうとする新政権の態度を見せつけられて、保守派は精神的ダメージを強くうけたにちがいない。
(ソウル・金成c)
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