 |
2008年2月6日発行版 |
|
|
編集余話 瞻星台 |
|
|
|
|
| |
|
|
|
|
「先富起来」
「チャンスを掴み続け、思い切った改革を成し遂げよ」。ケ小平が南巡講話で語ったのは天安門事件の後だった。“社会主義市場経済”という造語でしか説明しようのない、奇妙で巨大な経済市場が出現した▼南巡講話には、天安門事件を二度と起こさないという決意がこめられていた。「可能な者から先に裕福になれ。そして落伍した者を助けよ」。“先富起来”である。物質的刺激は、政治の怒りを鎮める最上の処方だった▼米国は人権問題で中国批判を突如やめた。未開拓の広大な市場を考えるとき、共産党一党独裁は何物にも代え難かった。「人権とコカコーラが取引きされた」と揶揄された▼以来、米国、EU、日本のスリーエンジンが全開状態で中国へと向かい、世界がこれに倣う姿を私たちは目の当たりにした。気がつけば、日本も韓国も、中国が最大の輸出先となっていて、ついで、中国商品を抜きに成り立たない社会構造ができあがっていた▼「多く売れるし、安く買える」というのが、中国に依存した日本や韓国の台所事情だ。人々はそれなのに中国製品の酷さに我慢ならないと言う。ナンセンスだ。爛熟の消費社会を謳歌しすぎて忘れたのか。その社会で、安さにはリスクがつきまとうということを▼「先富起来」はがむしゃらだった。中国指導部に考え違いがあったとすれば、先に裕福になった者が、落伍した者を一向に助けようとしないことだっただろう。この先、どうなるかはわからないが、共産党は富の蓄積においてまだ不十分だという。輸出製品の安全性に重点をおけば、「先富」が成り立たない。“安全”は“ただ”ではないということだ▼毒入りギョウザ。毒混入の原因は不明だが、起こって不思議でない事件だ。米国も日本も、人々は自らの利益を恃んで、中国の“成長”を毒と共に味わっている。致し方ない。(H)
|
|
|
|
|
 |
| 政権移行照準 統一部廃止(上) |
| 北朝鮮人口 実数は1800万人? |
|
|
|
|
 |
| 北朝鮮人口 実数は1800万人? |
「北朝鮮の人口は、実は1800万人にも満たないのかもしれない」
確かな韓国情報筋が、最近脱北した北朝鮮高官の話として伝えた。 |
|
|
|
|
|