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2008年2月27日発行版
 
韓日首脳 再び蜜月関係へ
 

 李明博大統領は25日、就任後初の首脳会談の相手として日本の福田康夫首相を迎えた。「“最初のお客さん”は、就任1カ月前に確定していた。李大統領の強い意志だった」(政府関係者)という。就任前には李相得国会副議長が大統領特使として日本に派遣されるなど、公式、非公式の外交ラインを通じて、就任式直後に首脳会談を持ちたい意向は伝えられていた。韓国の提案を日本はこころよく受け入れた。就任式に参加した200人以上の祝賀使節団のうち、最も多い人数を派遣したのは日本だった。韓国では「韓日蜜月関係の復活」と喜ぶ声が多く聞かれた。(ソウル・李民皓、東京・崔世一)

実用主義に基づき経済再生を目指す
 
   

就任式直後に会談 シャトル外交再開

 就任式に参加した日本の要人は、中曽根康弘元首相や森喜朗元総理ら。天皇からは「就任を心より祝うとともに、李大統領の成功と幸福、貴国の繁栄を祈る」というメッセージが届いた。天皇からのメッセージは、前大統領の就任の際には送られていない。
 韓国内では盧武鉉前大統領時代に冷え込んだ韓日関係を修復したいという李大統領の意思が反映されたと見ている。韓日関係が、韓・米・日の「南方3カ国同盟」復元の端緒になると期待する声もある。
 韓日首脳会談はわずか40分間の短いものだったが、収穫は多かったと言える。シャトル外交の再開、経済閣僚会議の復活、両国間の投資の活性化、経済界の協力のための「ビジネス協力機構」の設立などで合意し、新政権筋は意義深いものになったと見ている。
 李大統領は4月、米国のブッシュ大統領との会談後に日本に立ち寄り、福田首相に会う予定だ。韓日首脳は7月に北海道で開かれるG8でも会談を持つ。G8に韓国大統領が参加するのは初めてだ。福田首相が李大統領を招待することで参加が決まったという。
 韓国では今年下半期にも福田首相が再訪韓する可能性が高いという見方が広がっている。両国首脳はこの1年間に最低4回も会談を行うことになりそうだ。
 しかし、韓日両国には再燃しかねない火種が残されている。
 歴史教科書問題や独島領有権問題などは、双方の世論が敏感にならざるを得ない事柄だ。両国とも、世論を納得させるだけの妙案を今のところ持ち合わせていない。韓国では、親北派が政府与党を攻撃する好材料ともなる。拉致被害者問題も、韓日では取り扱いに未だ隔たりがある。
 ともあれ、中国、インド、ロシアなどの台頭と、米国の間で“サンドイッチ”状態となっている両国にとって、韓日友好の前進は、エンジンを全開状態にせねばならないほど重要となっているのは事実だ。李明博政権は「先ず韓日関係の修復だ」として、新政権第一歩を踏み出すこととなる。

 

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