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政治
2008年1月23日発行版
 
編集余話 瞻星台
 
出版不況の中で・・・   

 たとえば、『間違いだらけのクルマ選び』などが大ベストセラーとなったが、私などは、ネイティブアメリカンの秘められた歴史と思いを綴った『わが魂を聖地に埋めよ』や、60年代の混迷の米国社会で傷つきさまよう若者の姿に迫った『ぼくらを撃つな』などを愛読したものだ。70年代に出された草思社の本のことである▼その時代、「良書の草思社」といわれた。「良書」とは読んでためになるものということなのだろうが、私などは、読後感の中で、心の高鳴りとうずきを共に覚えてしまったものだ。草思社は本好きの読者にはとても香しい存在だった▼1月、この出版社が民事再生法の適用を東京地裁に申し立てた。ショックだった。良書では立ちゆかない日本の出版事情を今更ながら思い知らされた▼さもしいことだ。本を読まない人が買わなければベストセラーは望めないと、出版社側が判断して、自ら出版文化の香りをなくしつつある。出版不況は極まりつつある▼新風舎の問題も持ち上がった。こちらは、自費出版をエサに、「生涯に一つ自分の本を」という人々の夢を食い荒らすような詐欺まがいの行為に走った。出版不況の中で起こった出来事だ▼そんな中、イー・ホームズの藤田東吾氏が06年末に自費出版した『月に響く笛\耐震偽装』には溜飲が下がる。政府が耐震偽装の実態をこれ以上浮上させないため、姉歯建築士やイー・ホームズをスケープゴートにしたということをわからせてくれる本なのだが、内容よりも、藤田氏が執念で自費出版し、新風舎のような出版社に頼らず、手ずから本を持ち書店回りした行為と、その本を置いた書店に拍手を送りたい。藤田氏の本は口から口へと伝わり、大いに売れ、ついには大手出版社が版元として名乗りを挙げた。痛快と言わずにはおれない。  (H)

模様替えする 青瓦台
 韓国の政権引き継ぎ委員会の出した行政改革案が論議を引き起こしている。引き継ぎ委員会は16日、大規模な「部処(省庁)改編計画」を発表した。いわゆる「小さな政府」だ。
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シャットアウト 政権交代−3−
 ケ小平の「黒猫白猫論」は、中国の経済発展の礎を築いたといわれる。中国を豊かにするために西側の資本主義国家の市場経済システムを導入するというケ小平の意思だった。
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盧政権 情報機関トップ辞任めぐり次期政権と対立
 金万福氏は北朝鮮の対南担当責任者、金養建氏との対話記録が韓国メディアに流出した責任を取り、すでに辞意を表明している(15日)。
 次期政権で与党となるハンナラ党は、対話記録の流出を国家機密漏えいだとして捜査当局に追及させる構えだ。
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