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政治
2007年12月12日発行版
 
編集余話 瞻星台
 
16年前のスウィージーの警告

 「下院選挙の期間中、言論・集会の自由と権利が侵害された」。欧州委員会のプーチン政権に対する批判は激しい。プーチン大統領は「あり得ない」と反発を強めているが、与党「統一ロシア」が、予想をはるかに上回る64%の得票率を得たのを見れば、欧州委員会の指摘に「さもありなん」と感ぜざるを得ない▼統一ロシアはこれで、改憲に必要な定数3分の2にあたる300議席以上(315)を押さえたことになり、来年の大統領選で確実視されている「プチ・プーチン」の誕生を考えれば、ロシアに独裁復活という悪夢は正夢となるかもしれない▼社会主義政権がソ連と東欧で相次いで崩壊した91年、ポール・スウィージーは警告したものだ。「最も危険なのは、資本主義への跳躍の試みによる混乱が続くうちに、民主化の機会が奪われてしまうことだ。ことによると非常大権を持った大統領による独裁や、一種のファシズムすら生まれかねないと心配している」▼スウィージーは今のロシアを見事言い当てているのだが、彼の懸念は人々が市場経済を「万能」と見なし始めたことにあった。「完全自由な市場機構は、正義とか公正をもたらすものではなく、反対に害の多いものであることを強調したい」▼市場経済を「万能薬」と見る韓国人、日本人、米国人などは別として、欧州では北欧を中心に、市場経済が一方で夥しい価値破壊を行わずしては成り立たないということに再度気づこうとしている▼スウィージーは、スカンジナビア諸国の政治(社会民主主義)と経済(資本主義)の混合体制も社会主義崩壊後の重要な選択肢であることを16年前に述べている。当時は左派と見られたマンスリー・レビユーだが、今読み直せば最も進んでいる。残念ながら、編集長であったスウィージーのような勇気と炯眼の持ち主は見あたらない。 (M)

在日韓国人はどう見る 韓国大統領選 本社世論調査
 韓国大統領選で、在日韓国人は李明博・ハンナラ党候補を最も多く支持していることが統一日報社の調査でわかった。鄭東泳・大統合民主新党候補の支持率はわずか2.4%だった。
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『華麗なる休暇』の華麗なる捏造−軍は沈黙 −8―
 1980年5月21日昼、全南道庁前の空挺部隊はデモ隊に向け発砲した。装甲車と軍のトラックを奪い、武装したデモ隊が一人の空挺部隊員をひき殺したことに対する条件反射的な射撃だった。
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「親愛なる金正日委員長殿」
 Dear Mr. Chairmanとはよく言えたものだ。「ならずもの国家」の「親玉」と言い、「独裁者」と呼び捨てにしてきたブッシュが、何がどうなったのか、突然、その金正日にあてて「親愛なる委員長殿」と敬意をこめて親書を送った。
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