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2007年11月14日発行版
 
〜がんばる遊技業界〜
 

ミジンコの会 発足

 売り上げ低迷に悩む遊技業界に、新たな動きが見られている。
 神奈川県下でパチンコ店を経営する李浩吉さん(45)が来春、「ミジンコの会」と名づける遊技業経営者の集いを発足させる。神奈川県を中心とした同業者間の情報交換を主な目的としたもので、会員の国籍、年齢などに制限はない。

「来て良かった、と思ってもらえる会にしたい」と李さん

 李さんが会の発足を提唱したのは10月上旬。スロット機の5号機への入れ替えと並行し、店舗に「1円パチンコ」を新規導入した直後だ。
 ホール経営者として、現状打開と企業の生き残りをかけた取り組みといえる。
 遊技業団体や在日韓国系商工団体など、同業者の集う場所は少なくない。
 しかし、遊技業経営についてもう一歩踏み込んだ話しができる場所を求める声も多かった。
 「生きた情報を本音で語り合える場所が必要。経営ノウハウやセキュリティ対策など、ホール経営者にとって有益な情報を共有したい」


ミジンコの知恵に学ぶ

 「ミジンコの会」は、会費制の形をとる。集められた会費は、定期的な親睦会をはじめ、勉強会や研修旅行などに充てられる。会員間における信頼関係の構築にも「会費制」は有効なツールとなり得る。
 会の名称を「ミジンコ」と名づけたことに対し、李さんは「ミジンコは生息環境が悪化すると生態を変化させて状況に耐え抜く。これは今の遊技業者に通じる部分でもあり、必要な知恵でもある」と、説明する。低迷する遊技業界において、「ミジンコ」というコミカルな名称で和やかさを打ち出したのも一興だ。
 李さんは「風通しの良い会にすることが目標。こういう時期こそ皆で協力し、現状を乗り越えたい」と抱負を語った。

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