| “鬼門”日本市場に挑む
自動車業界のトレンドを探る第40回東京モーターショーが先月27日、一般向けに公開された。東京モーターショーは、世界5大モーターショーの1つで、来場者は約100万人が見込まれている。韓国から参加した自動車メーカーは、ヒュンダイモーター(現代自動車)のみだった。世界各国に進出し、それなりに成功を収めている韓国車だが、日本市場は鬼門になっている。かつては大宇自動車も日本市場に挑み、失敗している。世界6大自動車企業にも数えられるヒュンダイ。日本市場で巻き返しはなるか。(溝口恭平)
 |
|
|
ヒュンダイ期待の「i30」近日日本発売 |
|
|
|
 |
|
|
|
| ハイブリッドカーや電気自動車などの近未来車が人気を呼んだ |
|
ヒュンダイが日本で販売を開始したのは2001年1月。韓国車の本格的な日本進出第一号だった。
「ヒュンダイを知らないのは日本だけかもしれない」というセンセーショナルな宣伝文句で順調に販売台数を伸ばした。
しかし、日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめている輸入車新規登録台数を見ると、ヒュンダイ車は2004年の2524台をピークに、昨年は年間1651台にとどまった。
モーターショーに出展したヒュンダイブースのある担当者は、「日本国内の自動車販売台数が減っているため」と分析する。しかし日本自動車販売協会連合会(JADA)の統計によると、登録車数は減少しているが、2000年以降、前年比5%以上の下げ幅を記録した年はない。輸入車の推移も似たようなものだ。
「品質で勝負したいが、品質を実証するのは数字では困難。だから今年1月から『10年10万キロ保証』をスタートさせた」
マーケティングチームは、ヒュンダイ車への認知が低いとした上で、保証期間の長さで品質の良さをアピールする。
日本の顧客が好む車種の導入も急がれる。
モーターショーでヒュンダイ自動車がアピールしたのは、5ドアのハッチバック車「i30」だ。西ヨーロッパで高い評価を得ているモデルで、今年6月から9月までの間で約1万2000台が売れたという。洗練されたデザインと安全性が売りのi30は、近日中に日本でも販売される予定だ。
デザインと安全性に加え、燃費や環境に配慮したヒュンダイ車も、日本市場に導入される見込みだ。
ヒュンダイ自動車シニアバイスプレジデントのイ・ジェワン氏は、東京モーターショーの会場で環境問題への取り組みについて言及。「2011年までに燃料電池車を大量生産できる体制を整える予定だ」と述べた。
|