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政治
2007年11月21日発行版
 
編集余話 瞻星台
 
妻たちの憂鬱

 夫婦の話である。妻が風邪をこじらせて寝込んだ。家で、食事の支度もおぼつかない亭主はうろたえたまま呆然としている。妻は見かねて寝床から起きあがり、支度をしようとする。と、夫は、「いいよ。寝ていなさい。外で済ますから」と声をかける。おそらく、めいっぱい優しくあろうとした。だが、肝心なことを忘れていた。妻の食事はどうするのだ。思考の中にまるでなかった。亭主は外出した▲妻は置き去りにされたように感じ、言い知れず不遇をかこつようになった。結婚30年、ずっとそうだったのではないかと。にわかに、自分が見窄らしく、情けなく思えた▲何年か前、「妻たちの冬ソナ」というテーマで何組かの熟年夫婦を取材した。このエピソードは取材中に出会った一夫婦の実際にあった話だが、そんなシーン、胸に手を当てれば一度や二度覚えのある男性諸氏は少なくないはずだ▲彼女は、そんなことがあってから冬ソナにはまるようになったという。チュンサンが大きく写ったポスターを上げると、それをそっと胸に抱いてみせた。離婚はできないという。いまさら、独りで生きてゆくには、自分を支えるものがなさすぎるのだとこぼし、結婚30年の中でなくしたものは多すぎるのだとため息をついた▲14日、愛知県七宝島で、80歳の女性が殺人未遂の容疑で逮捕された。殺そうしたのは75歳の亭主だった。「日頃からこきつかわれ、不満が募っていた」。80歳の妻はいまさらのごとく、亭主への不満を述べながら、犯行の動機を警察署で供述した。「家で何もしない夫だった」とも言った。身につまされる妻たちは多いという▲冬ソナの世界に魅せられたあの妻は今どうしているだろう。事件にどう感情移入しているのだろうか。おそらくつぶやいているのだろう。「他人事ではないわ」と…。 (M)

新たに保守団体発足
 「自由民主主義と市場経済を根幹に、韓国を改革していこう」
 19日、「大韓民国の明日を考える会」が発足した。
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『華麗なる休暇』の華麗なる捏造−軍は沈黙 −5−
 国防部は、事実を歪曲した映画製作会社に抗議し、国民に「そのような事実はなかった」と説明すべきだった。軍の将校たちには、光州事態に関する特別教育を施す義務もある。
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不正疑惑 窮地に立った李明博氏
 ハンナラ党大統領候補の李明博氏が、ピンチに立たされている。取り沙汰されてきた不正疑惑。事件のカギを握るキム・ギョンジュン容疑者が16日、帰国した。
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