証券取引所開設に合わせ
パチンコ業界最大手の(株)マルハン(本社=京都市上京区、韓昌祐会長)は来年3月、カンボジアで初めてとなる日系商業銀行「マルハン・ジャパン・バンク」を開設する。
同社は9月20日、カンボジアで100%出資の現地法人「マルハン・カンボジア・コーポレーション」(MCC、朴瑛玉代表)を設立した。MCCが現地の投資銀行、カンボジア農業特殊銀行を資本金2000万ドルの商業銀行に転換するもの。来年3月の「マルハン・ジャパン・バンク」設立に向け10月24日、東京でオーナーのフオット・ヴァンタン氏との間にMOUを締結した。
「マルハン・ジャパン・バンク」は、2010年に予定されているカンボジアの証券取引所開設に合わせ、上場を目指す企業に投融資するほか、貧困層を対象とした融資事業「マイクロクレジット」を展開する。
いずれ東南アジアに広く支店を持つ銀行として事業を広げる予定だ。
MCCは、カンボジアにおける不動産開発やゴルフ場開発、エンターテインメント事業を推進する。社会貢献の一環としてスポーツ振興や文化芸術支援も進める計画。MCC設立にあたり7月18日、韓会長はフンセン首相と会談を行った。フンセン首相は「大歓迎する。政府側も支援を行う」と協力を約束した。
リゾート開発 ポスコと提携
一方、マルハンは10月11日、韓国ポスコ建設との協力関係構築のための覚書を締結した。今後の開発事業でポスコ建設と提携する。
目下の事業として韓国、ウラジオストク、マカオ、中国、タイにおける不動産・リゾート開発を計画している。
マルハンは先月18日、マカオサクセス社と業務提携を結び、カジノ業進出を明らかにしている。
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