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2007年10月10日発行版
 
初乗り710円
 

タクシー東京も値上げ

 東京地区(23区、武蔵野市、三鷹市)でも12月をメドにタクシーの初乗り運賃が660円から710円に(7〜8%)引き上げられる見通しだ。
 業界には値上げに批判的な空気もある。その一角が在日韓国・朝鮮人経営のタクシー会社だ。複数の経営者は「ドライバーが反対している。自分のところは上げない」と据え置く意思を表した。
 理由は、国土交通省の型式認定を受けたメーター改造に1台4―5万円もの経費がかかること。消費税率の上げも懸念材料。それに対応できる新型メーターとなるとより大きな経費が必要になる。
 来年1月か4月から、クルマの全走行を記録させるタコグラフ(運行速度計)を義務化する動きにも「ドライバー管理の強化」と反発する声が強く、このことが「メーターをさわることへの抵抗感」を呼んでいる。
 乗務員の高齢化も、値上げ反対の大きな理由。規制緩和からくる競争と物価の上昇で運転手の賃金は実質低下している。加えて、二種免制度が現状に合ったものでない、政令指定都市に運転手登録制が導入される、ことなどが、若い人を業界から遠ざけているという。7%台の値上げでは労働条件の改善はむずかしいとの見方だ。客の乗り控え、「足切り」を含む賃金体系の変更で収入が減ることが心配だという。



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