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2007年8月1日発行版
 
「未来創造大統合民主新党」誕生
 

韓国大統領選の行方
新党結成  「名前を替えただけのウリ党」

 ウリ党と、ウリ党離党議員によって結成された新党が、姿を現した。「未来創造大統合民主新党」(仮称、以下新党)は、ウリ党離党議員、統合民主党内の統合賛成派、市民団体である未来創造連帯と、孫鶴圭前京畿道知事陣営の先進平和連帯など、4団体が参加している。

「未来創造大統合民主新党」の結成式
 
   

 新党は26日現在、現職議員84人を抱える。58議席のウリ党を抜き、国会内で第2党の議席数を持つようになった。
 新党所属の議員は、李洛淵、金弘業、金孝錫議員の3人を除く全員がウリ党出身者だ。「新党は名称を替えただけのウリ党」という批判が出ている。大統領選挙のための「にわか仕立ての政党」という非難も出ている。
 各党の反応には、「再びウリ党に合流するための新党」(ハンナラ党)、「看板を変えたところで、結局はウリ党」(統合民主党)というのが目立っている。
 新党の誕生は予想されていた。ウリ党は創党後の3年間に行われたすべての選挙で負け、「全敗与党」という烙印を押された。党内では昨年から「看板を下ろして新たに出発しなければならない」という声が上がっていた。
 しかし、盧武鉉大統領の「ウリ党死守論」と盧武鉉派議員たちの党内残留により、「党解体↓新党旗揚げ」というシナリオは実現されなかった。
 新党結成の理由には、大統領選挙まで5カ月しか残っていないという時期的な要因もあった。他党からどう言われようが、これ以上新党結成の時期を延ばすことはできないと判断したようだ。
 新党創党準備委は「未来繁栄」、「民主和合」、「平和共存」の3つを新党の理念として掲げた。庶民や中産階級のための政党を目指しており、格差是正と市場経済の秩序の確立、太陽政策の発展的継続を政策目標として挙げた。このような政策は、ウリ党や民主党のそれと変わらない。
 党を支持する人の中には、改革・進歩を標榜する市民団体出身者もいれば、中道主義者もいる。理念・政策でギャップがある。
 それでも新党支持者たちは、ある共通項で結ばれている。「打倒ハンナラ党」だ。韓米FTA交渉で「積極支持」を宣言した孫鶴圭前知事と、FTA「絶対反対」の立場をとっていた牧師の呉忠一氏は、当時の対立などなかったかのように、新党に合流した。
 新党の公式発足は8月5日だ。人を集める時間の余裕はある。
 新党創党で打撃を受けたのは、統合民主党と、「民主党死守派」の朴相千共同代表だった。金ハンギル氏をはじめとするウリ党離党派の約20人が民主党に合流してから1カ月。ウリ党離党派は新党に移った。金大中前大統領の次男金弘業議員も新党に合流した。
 「民主党と朴相千が金大中に捨てられた」と評されていた。金大中前大統領は、新党創党の隠れた主役の一人と見られている。与党圏にいた人々を統合して勢力を拡大し、大統領選挙でハンナラ党と2大政党対決の構図を作りたい金前大統領の考えは、実現する可能性を見せている。
 民主党は10人にも満たない「ミニ政党」に転落した。今後の鍵を握るのはウリ党だ。李ヘチャン元総理などの盧武鉉派が新党に合流すれば、金大中氏の目指す2大政党の構図は、もっと明確になる。
(ソウル・李民皓)

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