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ハンナラ党 候補者支持率接近 ウリ党系 候補者乱立
ハンナラ党大統領候補、李明博氏と朴槿惠氏の支持率は、10%前後にまで差が縮まった。両者の差は、最近3カ月、25%前後にまで広がっていたが、先月から李前ソウル市長の候補としての資質や正当性を問う「検証」が始まってから、両者の差は一気に縮まった。
一方、ウリ党系はどうか。周知のように、旧与党のウリ党は、ウリ党、民主党、ウリ党脱党派に分派し、現在韓国の政局は与党不在の形で進んでいる。そのウリ党系の動きが注目されている。
ハンナラ党を離党した孫鶴圭前京畿道知事がウリ党の中の反盧武鉉派に合流したことと、ウリ党脱党派と民主党が先月27日、「統合民主党」を立ち上げたことで、ウリ党系の各候補と勢力間の競争がはっきりと見えだした。
ハンナラ党の予備選挙は李前ソウル市長と朴槿惠前党代表の一騎打ちとなっている。どちらかが大統領候補になるという見方に異論を挟む者はいない。
ところが、支持率で朴候補を大きく上回っていた李候補は、最近支持率の低下にあえいでいる。
マスコミの調査によると、6月20日以後、2候補の差は6%台前半まで縮まった。
両者の差が縮まった理由は、候補者の資質、正当性を問う「検証」作業が、李候補をターゲットにしたものだったことと、最近の政策討論で、李候補が「朴候補に討論で劣勢に置かれた」と評価されたことにある。
8月20日の大統領選挙候補確定まで2カ月も残っていない。今後の勝敗の行方は、ネガティブ・キャンペーンでダメージを少なくし、党内聴聞会と全国巡回演説で、どれだけ支持を得られるかにかかっている。
李候補は国民の評価を、朴候補は党員の評価を高く受けている。
現状では世論支持率でリードする李候補に勝算がある。しかし李候補の支持率がこのまま下がれば、勝敗の行方を読むのは難しくなる。
ウリ党を離党した議員たちと民主党議員らが作った中道改革統合新党は先月27日、「統合民主党」として発足した。
孫鶴圭前京畿道知事は、ウリ党の鄭東泳、金槿泰の両議長経験者など、反盧武鉉派のリーダーたちとともに「大統領選挙候補連席会議」結成に共感を寄せるなど、統合に向けて動いている。
現在ウリ党系の勢力分布は、ウリ党(73議席)と統合民主党(34議席)、ウリ党脱党派(40議席)の3派に分かれている。
注目すべきは、鄭・金両議長経験者がウリ党に残り、統合論議を主導しているという点だ。
2人は六月中に離党すると見られていたが、予想に反し、ウリ党に残っている。「ウリ党系候補の競合」を装いつつ、盧武鉉派の李ヘチャン、韓明淑といった国務総理経験者までを自分たちの勢力に合流させようと試みているようだ。
現在ウリ党系から大統領選出馬を考えているのは、約15人といわれる。候補の乱立に加え、ウリ党離党議員40人がどの勢力につくか、不透明なままだ。
候補間の調整が終わり、ウリ党系議員の有力候補がはっきりしはじめるのは、早くて7月末という見方が多い。 |