| 「ニッコリPJ」立ち上げ韓国若者の絆深める
韓国「民間人統制区域」の地雷除去を
38度線に近い韓国北部に「民間人統制区域」と呼ばれる地域がある。軍事境界線に近いため、一般人の立ち入りが制限された区域のことだ。この民間人統制区域の一部に地雷が埋められている。この事実を知る人は、韓国でも少ない。
小峯茂嗣さんは2年前、「ボランティア活動を通じた日本とコリアの交流」を掲げ、日本コリア未来プロジェクト(ニッコリPJ)を立ち上げた。今まで学生を中心に、約70人が参加した。
小峯さんは今年3月、ニッコリPJのメンバーと地雷のある江原道・大馬里を訪れた。
参加者は現地の学生とともに、地元の地雷被害者たちや遺族の話を聞き、地雷が埋められている場所を見学した。大馬里には朝鮮戦争当時の銃弾や戦車のわだちの残る建物も、そのまま残っている。
ある学生は「戦争の跡は50年たってもなくならないのだな」と、感想を述べている。
8月、ニッコリPJ参加者は、韓国の学生とともに、地雷被害者の農作業を手伝いに行く。小峯さんは「普通の市民交流と違い、ニッコリPJは、ともに汗をかくことで、日韓の若者が絆を深められる」と語った。
ニッコリPJは、来年2月にも交流活動を予定している。問い合わせは、ニッコリPJを主催する早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター・小峯(TEL03・3203・4192)まで。 |