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2007年7月4日発行版
 
韓国造船業界  船舶輸出270億ドル超す勢い
 

世界的な物量増に積極策

 世界シェアトップの韓国造船業界が躍進している。サムスン重工業、大宇造船海洋、現代重工業、韓進重工業を中心に受注額は過去最高を記録し、輸出額は270億ドルを超す勢い。新造船価格が上昇し、世界的な物量の増加で船舶需要が拡大している。受注量は2002年から4年連続で世界シェアトップだった。好調の韓国勢に対抗して、日本は中国と連携し生産拠点の増強に乗り出した。06年の新造船建造量シェアは、韓国が36.2%、日本は34.7%とならんでいる。

 韓国造船協会(先月28日の発表)によれば、今年上半期の船舶輸出は148億5000万ドル(前年同期比30.6%増)、建造量は627万CGT=標準貨物船換算トン数=(同8.8%増)に達する。下半期の輸出見通しは121億5000万ドル、通年の輸出は270億ドル(前年比22%増)と明らかにした。
 受注も更新されている。
 6月20日現在の各造船メーカーの今年の受注は、サムスン重工業が84億ドル、大宇造船海洋は83億ドル、現代重工業81億3000万ドル。
 サムスンは前年同期比71.4%もの増加だ。同社は1日、12億ドルの新規受注で上半期の総額が101億ドルとなったと明らかにし、110億ドルに設定していた年間受注目標額を150億ドルに引き上げている。
 大宇造船海洋は、30万トン級の超大型タンカー3隻とコンテナ船6隻など、6月だけで30億ドルを受注した。コンテナ船の注文が急増しているという。今年の受注目標110億ドルは難なく達成する見込み。
 船舶価格は、大型ばら積み船で昨年末に比べ30%もの急騰、30万トン級大型石油タンカーも6.5%の上昇、6500TEU級コンテナ船は3.9%と、新造船の価格上昇が続いている。
 受注拡大の背景には、中国やインドなど新興市場の物量増加がある。
 韓国だけでも、2006年の輸出入貨物処理量は前の年に比べて7.3%増えた(関税庁統計)。
 運航効率の高い低価格船のほか、超大型タンカー、深海油田開発を受けた高付加価値船の需要も大きくなっている。
 海運世界八位の韓国は先月、先進海運国グループ(CSG)に加盟した。



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