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2007年4月25日発行版 |
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朝鮮半島に残る冷戦構造(中) |
ワシントン・金暎勲 |
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世界は「地球村時代」へ とり残された北朝鮮
1945年に始まった冷戦体制を勝利に導いた米国は、力関係で最大限優位に立つことで、平和を勝ち取った。自由民主主義、市場経済体制、軍事力の優位性をもってソ連の共産主義、社会主義体制を崩壊させたのだ。
金日成は死ぬ前、この戦略を「平和移行政策」と呼び、「共産主義の祖国を破壊した米帝国主義の“平和移行政策”を徹底して警戒せよ」と強調した。
先軍政策と金正日の「強勢大国論」は、まさにここから出た。金正日は、自由陣営のあらゆる平和政策や援助も「資本主義の汚染物」だと主張。資本主義におぼれた韓国の援助と接触で資本主義に汚染されないように徹底的に警戒せよと指令した。
冷戦時代の終結は、理念と思想の対決の終結だったにもかかわらず、朝鮮半島は事実上イデオロギーの最終決戦場として残った。
金大中と金正日の6・15宣言は、偽装された平和共存の戦術だったにすぎず、真の意味での平和や統一路線ではない。
冷戦時代が終わり登場したのが「地球村時代」だ。
このグローバル時代は「2AC」によって可能になる。「2AC」とは「AfterColdWar」(ポスト冷戦)と「AfterComputer」(コンピューター後)である。
ポスト冷戦時代は理念より経済が重要だという認識を示し、情報化時代への突入を告げた。「2AC」は世界を「地球村化」させる原動力になる。
カーター元米国大統領の補佐官ブレジンスキー博士は、1990年に始まったグローバル時代が今日までいくつかの変化をもたらし、歴史の方向を決定づけると述べた。その変化とは次のとおりだ。
1 共産主義の主軸を担ったソ連を押し出し、米国は超強大国になった。
2 1991年の湾岸戦争の勝利により、むしろイスラム圏を刺激し、今日の危機を迎えた。
3 NATOと国連の膨張を早めた。
4 経済の重要性が強調されたことで、世界的な経済機構が発足し、また別の問題を生んだ。それらの機構は(1)世界貿易機構(WTO)(2)国際金融機関(IMF)(3)世界銀行などである。
5 アジア諸国を刺激し、経済生活向上を追求させた。特に日本と中国の激しい争いを招いた。経済的に貧しい国は得を見るようになった。
6 イデオロギー戦争に敗れたロシアが、プーチン大統領の登場で、逆にロシアの権威主義と民族主義を触発し、石油資源の確保とともにエネルギー大国にのし上がった。
7 超強大国になった米国は、イスラム諸国以外に北朝鮮のような反米勢力を増長させた。その結果平和共存政策はつまずいた。
8 9・11テロが発生したことで、米国の安全は危機に瀕しただけでなく、終わりなきテロとの戦いを引き起こすことになった。
9 中東戦争を中心に、大西洋共同体が分散しており、世界平和と政治的発展に失敗した。
10 グローバル時代に入り、超強大国になった米国は、むしろEU、中国、日本、ロシアとの協力が必要になったことから、米国の勢いは衰退しはじめている。
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| 朝鮮通信使400周年記念 足跡たどり1090キロ |
バージニア工科大銃乱射事件が発生した直後、犯人は中国系といううわさが広まった。韓国市民は、一度は安堵したが、暗転、米捜査当局は「犯人はサウスコリアン」と発表した。 |
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