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2007年4月18日発行版
 
朝鮮半島に残る冷戦構造(上) 
ワシントン・金暎勲
 

誰が金正日のコートを脱がすのか

 北朝鮮は「ならず者国家」「暴政の前哨地」「悪の枢軸」という呼び名を持つ。そのうちもっとも代表的で、政治的な呼び名は「スターリン以上のスターリン主義国家」だろう。

「服を脱いだら死ぬ」と…
 
   

 スターリン時代、ソビエトでは、「鉄のカーテン内」で数百万人が無惨に死んだ。ヒトラーと並んで独裁者の代名詞となった。「スターリン主義」国家と表現されることの中には、未曾有の人類の悲劇の意味がこめられている。中国もこれと似ている。残酷な人権じゅうりんの隠蔽は「竹のカーテン」と呼ばれた。
 「冷戦時代」と言われたその時代は1991年に終わりを告げた。
 にもかかわらず朝鮮半島では、スターリン主義も、マオイズムも顔負けの体制が38度線以北で生き延びている。朝鮮半島にはいまだ冷戦構造が残っているということだ。
 ところで、金大中は「太陽政策」を喧伝しながら、北への「一方通行政策」を展開した。イソップ童話のようにできたのか。金正日のコートを脱がすことに成功したのか。
 太陽に照らされた男(金正日)は服を脱ぐのではなく、「服を脱いだら死んでしまう」と言い、おれを死なせていいのかと脅しにかかった。脂汗をかきながらも服(スターリン主義)を脱ぐことはなく、先軍政治を強化して軍事強国を築くのだと言う。
 問題は、寒さに震え、腹をすかせ、気力を失いつつある朝鮮労働党が金大中政権の援助を得てミサイルと核兵器の開発を完成させたということだろう。(キム・ヨンフン=米アジア平和安保会議議長)

朝鮮通信使400周年記念  足跡たどり1090キロ
 400年前の朝鮮通信使は、ソウルから釜山までを陸路で、釜山から大阪までを海路で移動。大阪から東京までは主に東海道を経由した。韓日友好のため、朝鮮王の国書を携えての来日だった。
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